【2024最新版】100均エアプランツ24選【種類と選び方】ダイソーチランジア

ダイソーエアプランツ

こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。

2024年現在ダイソー(DAISO)やセリアなどの100円ショップでは、20種類以上のエアプランツ/エアープランツ(チランジア)が手に入るようになりました。

この記事では、そんな100均エアプランツの種類やレア度、栽培難易度などをまとめてみました。

エアプランツって?

エアプランツとは土を必要としない『エアブロメリア』に分類される植物群を総称したニックネームのようなもので、品種名は【チランジア】になります。

ちなみにTillandsiaの正式な読みは「ティランジア」です(このページでは検索対策であえてチランジアと表記しています)。

故郷は中南米なので、日本の気候では自生できません。

100均エアプランツの魅力

100均エアプランツの魅力はなんといってもその安さ。栽培初期は枯らしてしまう人が非常に多いので、入門にはもってこいです。

さらに近年取り扱っている品種がどんどん増えており、これまでは園芸店でしか手に入らなかったマニアックな品種も見かけるようになりました。

ただ…付属のタグには「エアプランツ」や「チランジア」としか記載がなく、種類がなかなか判別し難いですよね。実は、お店に並んでいる品種はある程度固定されているので、このページの写真と見比べて品種を確認してもらえればと思います。

ダイソーで目撃情報のあるエアプランツ一覧

チランジア・カプトメドゥーサエ

チランジア・カプトメドゥーサエのアイキャッチ

カプトメドューサエは育てやすく丈夫な壺型種です。名前のカプトメドューサエはラテン語で、「メデゥーサの頭」という意味があります。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★☆☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・イオナンタ

石に着生したティランジア イオナンタ

イオナンタは最もポピュラーな小型種でありながら、栽培品種も多い奥深い品種です。

「イオナンタ」はラテン語で「すみれ色の花」という意味で、その名の通り薄紫色の花を咲かせます。

咲きやすく増えやすいので、入門におすすめです。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★☆☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・イオナンタ・ルブラ

チランジア・イオナンタ・ルブラ

イオナンタ・ルブラは、イオナンタの栽培品種で、こちらも比較的ポピュラーなエアプランツになります。

通常のイオナンタとの違いは、身幅が横にやや広い事と、葉がやや軟質でトリコームが少なく開花時の発色がよりより鮮やかに見える点がありますが、大きな違いはありません。

「ルブラ」はラテン語で「赤色」という意味です。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★☆☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・イオナンタ・フエゴ

イオナンタ・ルブラは、イオナンタの栽培品種で、開花期に株全体が真っ赤に染まるのが特徴です。「フエゴ」とはギリシャ語で「炎」を意味します。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★☆☆

チランジア・コルビー

コルビーは可愛い小型エアプランツです。イオナンタに似た草姿から「イオナンタ・スカポーサ」の名称で流通されることもあります。 花はイオナンタに比べて薄紫〜ピンク色です。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★☆☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・ストリクタ

チランジアストリクタの育て方・飾り方

ストリクタはとても綺麗なピンクのお花が咲くエアプランツです。

ダイソーに並んでいるのはソフトリーフと呼ばれるタイプが多く、葉が柔らかく乾燥に弱く葉が閉じやすいので水やりには少しだけ注意が必要です。(バードリーフタイプは稀に並んでいるらしい)

栽培難易度   :★★☆
DAISOでのレア度:★☆☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・ブッツィー

チランジア ブッツィーの育て方のアイキャッチ画像

ブッツィーは他のエアプランツとは毛色の違う模様入りの壺型種です。妖しいオーラを放つ豹柄のようなまだら模様が魅力です。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★★☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・ブルボーサ

ティランジア・ブルボーサ

ブルボーサは壺型、緑葉種の代表的なエアプランツです。見た目の好みは分かれそうですが比較的人気の高い品種です。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★☆☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・ハリシー

チランジア・ハリシー

ハリシーは白いトリコームに覆われた銀葉のロゼットが非常に美しい中型種です。とても丈夫な品種です。

国内でこそ普及種として扱われていますが、CITESⅡ(ワシントン条約付属書Ⅱ)に登録されており、キセログラフィカ同様野生では絶滅が危惧されているティランジアでもあります。

ダイソーでは300円ラインで見かけることの多い印象です。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★★☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・カピタータ

ティランジアカピタータの育て方・飾り方

カピタータは非常に大型になる銀葉種です。迫力のある姿を楽しみたい方におすすめです。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★★☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・ベルティナ

ベルティナは柔らかい葉を持つライトグリーンが可愛らしいロゼットのチランジアです。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★☆☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・ブラキカウロス

通常のブラキカウロス

ブラキカウロスはライトグリーンの葉がロゼット状に展開する美しい草姿が魅力で、うまく育てれば40cm以上にもなる中〜大型種です。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★☆☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・フンキアナ

ティランジア・フンキアナ

フンキアナは長い胴体に針のように細い葉が生えているのが特徴。長く伸びる有茎種を代表するチランジアの一種です。
暑さには強いですが、寒さには非常に弱いので冬の管理に注意が必要です。

ダイソーではお目にかかれない品種でしたが近年目撃情報が。

栽培難易度   :★★☆
DAISOでのレア度:★★☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・シーディアナ(スキディアナ)

細い葉を展開して大きくなる中型のティランジアで、成長が早くクランプ(群生)になりやすいのが特徴。チランジアとしては珍しい黄色いお花がトレードマークなので、是非開花まで育てて欲しい品種です。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★☆☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・グラブリオール

グラブリオールは2023年頃から取り扱いが始まった小型品種です。

上手に育てると開花前からどんどん子株を出して、クランプ(群生)になるので、どんどん増やして楽しみたい方におすすめです。お花は咲き難いです。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★★☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・パウシフォリア

パウシフォリアは、小型の壺型チランジアです。「ティランジア・シルシナータ」の名称で流通することもあります。

葉はやや硬質で肉厚、白く美しいトリコームに覆われています。カプトメドューサエと似ていますが、こちらは、一方向にストレートに流れるような葉を展開します。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★☆☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・フックシー(フクシー)

チランジア・フックシー

フックーはウニのような見た目のもこもこが可愛い人気のエアプランツです。

このような細葉の品種は乾燥しやすいので注意が必要です。

実はフックシーは、以下の2種類のどちらかになります

  • Tillandsia fuchsii forma gracilis
  • Tillandsia fuchsii var.fuchsii

「フックシー」の名で流通しているのは、ほとんどが細葉タイプフックシー・グラシリスです。

栽培難易度   :★★☆
DAISOでのレア度:★★☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・マグヌシアナ(マグヌシアーナ)

マグヌシアナは、丸い形のエアプランツで、フックシーよりも密度の高い葉を展開します。

こちらはダイソーでは滅多に見かけない品種です。

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

栽培難易度   :★★☆
DAISOでのレア度:★★★

チランジア・アンドレアナ

アンドレアナは、真っ赤なお花を咲かす美花種です。

マグヌシアナと同様ダイソーではレアな分類なので、300円コーナーにある場合が多いようです。

栽培難易度   :★★☆
DAISOでのレア度:★★★

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・ジュンセア

ジュンセアは細い葉を密集させる草姿のグラス系と呼ばれるのチランジアで、トップクラスの健強さを誇ります。

※ジュンシフォリアの名前で流通しているものはジュンセアのフォーム違いと言われています。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★☆☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・メラノクラテル

メラノクラテルは株元に水が溜まる半タンクタイプのチランジアで、トゲトゲの可愛らしい見た目が特徴です。

かつてはTillandsia tricolor var. melanocraterという名前で、トリコロールの変種の扱いでしたが、現在は種として独立し、Tillandsia melanocraterとなりました。

現在トリコロールとして流通している株はほとんどがこのメラノクラテルのようです。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★☆☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・バルビシアナ(バルビシアーナ)

バルビシアーナは噴水状に長い葉を展開する、ダイソーチランジアきっての美種です。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★★☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・プセウドベイレイ(シュードベイレイ)

プセウドベイレイ(シュードベイレイ)はラテン語で「偽のベイレイ」という意味で、ティランジア・ベイレイに似ていることから名づけられました。

葉に入っている縦のラインが特徴的。健強なので初心者にもおすすめですが成長は遅めです。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★★☆

育て方や飾り方など詳しくはこちらの記事で解説しています。

チランジア・ムーンライト

※写真は追って追加予定です

ムーンライトはダイソーエアプランツでは珍しい交配種(トリコロール×シーディアナ)と言われている品種ですが、詳細は不明です。

あまり見かけない品種ですがお花がとても綺麗なので、見かけたらぜひ手に取ってもらいたい品種です。

栽培難易度   :★☆☆
DAISOでのレア度:★★★

※この他にも以前は、チランジア・テクトラムやチランジア・ヴェリッキアーナなども売られていたようですが、今では見なくなりました。

ダイソーエアプランツの選び方

チランジアセイントピースSaintPiusV

健康な株を選ぶ

園芸店と違いダイソーなど管理に慣れていない店舗は、水不足で枯れかかっている場合があります。

初心者の方は葉先が枯れていたり、本体に縦じわがあったり、葉が閉じて乾燥してしまっている株は避けるのが無難です。

大きい株を選ぶ

大きい株はそれだけ体力があり頑丈です。同じ品種がいくつかある場合は一番大きな株を選ぶのがおすすめです。

300円ゾーンの株は大きいものが多いので、栽培に自信がない方はこちらから選ぶのがいいでしょうか。

花芽/子株付きの株を選ぶ

ストレプトフィラストの花芽

エアプランツは成熟して開花期になると子株を出して増えます。花芽や子株付きの個体はすぐに増やす事ができるのでお買い得です。

エアプランツの育て方

チランジア・フックシーの水やり

エアプランツはコツを掴むまでは育てるのが意外と難しい植物です。

風がない環境だと濡れっぱなしになってすぐに蒸れて枯れてしまいますし、暗い環境も適しません。

初めての方は、こちらの記事に詳しく育て方をまとめましたので是非ご覧ください。

エアプランツの飾り方

エアプランツを窓辺に飾る

エアプランツは鉢が要らないので、ぽん置きだけでなく、ぶら下げたりひっかけたり、流木に着生させたりと色んな飾り方で楽しめます。

飾り方はこちらの記事にまとめました。

お部屋への取り入れ方はこちら。

最後に

地域や時期によっては売っていない店舗もありますが、もし見かけたら是非手に取って見てみてくださいね。

▼レア品種だけをまとめた記事はこちら

▼育て方の教科書・図鑑はこちら

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