こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
エアープランツ、どうせ飾るなら見栄え良く仕立てたい…でも
- 普通に吊るしてもおしゃれにならない!
- そもそもどう仕立てていか分からない!
そんな方のために、この記事ではワイヤーや流木・陶器などを使った、すぐに真似できるおしゃれな飾り方のアイデアをご紹介します。
コツさえ抑えれば、どんなエアプランツ(ティランジア/チランジア)でもおしゃれに仕立てられますよ。
ハビタットスタイル
●吊るして飾る
最もオーソドックスかつお手軽なのがこれ。
ありのままの姿を楽しみたい方に、ピッタリな飾り方です。
【1】ワイヤーで吊るす
ワイヤークラフトでおしゃれに飾るコツは、ワイヤーの太さと色。
銀葉種にはシルバー系、緑葉種にはブロンズ系といった具合に、株の肌色に合わせてあげると、悪目立ちしません。
私がよく使うのはこちらのアルミワイヤー(ブロンズ色)3mmです。
▼ワイヤーハンガーの作り方はこちら
▼ワイヤーの選び方はこちら
【2】ハンギングアイテムで吊るす
レザーやロープ、スチールなどのハンギンググッズに入れれば、それだけでおしゃれに飾れます。大型種の場合、成長すると窮屈になる可能性があるので、容器に入れる場合はやや大きめの物を選ぶと良いでしょう。
2枚目のウスネオイデス(スパニッシュモス)は「エアープランツ天狗堂」様の専用のハンギングで吊るしています。
▼詳しくはこちら
▼レザーハンガーについて詳しくはこちら
メタルリングに吊るせば、こんなハイセンスなディスプレイも楽しめます。
ちなみにリングはグッデイで数百円で手に入ります。
ネットで買う場合はこちらがお勧めです。
▼ 詳しい仕立て方はこちらの記事にまとめています
▼たくさん飾れるハンギングについて詳しくはこちら
リユースアクセサリを使用したおしゃれなオリジナルハンギングも。
オリジナリティの高いハンギングが作れますよ。
▼詳しい作り方はこちらから
【3】流木に固定して吊るす
流木仕立てでおしゃれに見せるには、株に合った流木を選ぶ必要があります。
マングローブなど木肌が濃い色の流木だけでなく、皮の取れた白色の流木も有りますので、株の色味と合わせながら1番しっくりくるものを選びましょう。
ちなみに、流木はアクアリウムSHOPに売っています。塩抜きもされているので安心です。※海で自ら拾う場合はしっかり塩抜きを行いましょう。
▼通販でまとめて欲しい方はこちらがおすすめ
さらに流木付けはそのまま活着にしてくれる可能性もあります。チランジアは着生させた方が調子がいいので、見た目だけでなく、育成面でもオススメのディスプレイ方法です。
<流木に天糸で固定>
固定には目立たない天糸(てぐす)や麻紐を使用するのがおすすめ。
根が伸びそうな方向に流木を持ってくれば、上手くいけばこのように着生してくれます。
ある程度葉で固定できたら、伸縮性のある手芸用の天糸(テグス)などで結んでおくと安心です。
ちなみに、使用しているテグスはこちら。
麻紐などと違い切れる心配もなく、悪目立ちしないのでオススメです。
太さは様々ありますが、細すぎると株に食い込んで痛めてしまいそうなので、私は1mmタイプを愛用しています。
▼流木仕立ての詳しいやり方はこちら
▼バージンコルク仕立てのやり方はこちら
▼小型種向けのリーズナブルな仕立て方も
●容器に入れて飾る
ただ置くだけでは物足りない、という方にはこちら。
おしゃれな入れ物に飾るとさらに垢抜けた印象になります。
【4】陶器に入れる
調味料用の陶器を利用してみました。陶器の色合いを抑える事で洗練された雰囲気が出せます。
ただし、容器があまり深すぎると中が蒸れてしまうのでご注意ください。
▼鉢植えの詳しい手順はこちら
【5】ガラスの容器に入れる
色白のエアプランツにはガラスもよく似合います。こちらも同じく深過ぎない物を用意しましょう。
【6】流木に乗せる
こちらも【3】と同じく流木仕立てですが、形状次第では吊るさずにそのまま置くことが可能です。
着生させたい場合は、株が成長したサイズに合わせ、少し大き目の流木を選ぶことをお勧めします。
「切り株流木」に置くのも迫力があり面白いですよ。
<着生させるコツ>
発根したらとにかく触らない事。根は非常にデリケートで、刺激を与えるとすぐに茶色くなってしまいます。
●その他の個性的な飾り方
ここから先は少々マニアックなゾーンとなります。私の趣味全開の内容となっておりますので、興味のある方だけどうぞ。
【7】流木に絡ませる
ドゥラティなどごく限られた品種のチランジアは、自ら流木に巻き付いていきます。
▼詳しいやり方はこちらの記事でご確認ください。
【8】岩石に着生させる
チランジアは石にも着生します。もともと岩肌に着生している種もいますし当たり前ですね。
株の色に近い岩石を選ぶとまとまりが生まれおしゃれに仕上がります。
これはファシクラータをセイリュウセキに仕立てている途中の写真です。ファシクラータは大きく成長する品種なので、後々倒れてしまわないよう、重量のある石を選びました。
<岩石への固定方法>
石の凹凸を利用し、天糸などで固定し安定させます。
流木よりも固定が難しいので株を傷つけないよう慎重に行ってください。
▼詳しいやり方はこちらの記事をご覧ください。
吊るしてもおしゃれです。
▼詳しいやり方はこちらの記事をご覧ください。
【9】『エアプランツツリー』にする
こちらは“いつもと違うエアプランツの楽しみ方”として皆様に提案したい飾り方。
私が勝手に【エアプランツツリー】と名付けました。(笑)
使用した「ブランチウッド」はこのように複雑に枝分かれした形状のものが多く、エアプラツリー作りにはもってこいの流木です。
今回は5種盛りです。チランジア選びのコツはラインナップを小型種で固めること。こうすることで時間が経ってもバランスが崩れず、長期間楽しめます。※ロゼオスカパのみ大型種
▼エアプランツツリーの作り方はこちら
【10】『エアプランツキャッチャー』に飾る
こちらは、手作りのドリームキャッチャーにエアプランツを仕立てた「エアプランツキャッチャー」。
とってもおしゃれに飾れますよ。
▼エアプランツキャッチャーの作り方はこちら
【11】『ワイヤースタンド』に飾る
手作りのワイヤースタンドに仕立てたのがこちら。安くて簡単に仕立てられるのでオススメです。イオナンタを飾りましたが、100均で手に入る株には見えませんよね。
▼ワイヤースタンドの作り方はこちら
【12】『シャンパンのワイヤーキャップ』に飾る
こちらもダイソーやセリアなどの100均でよく見かける「カプトメドゥーサエ」。
シャンパンのワイヤーキャップにも意外な使い道があったんです。お酒を飲まれる方は是非試してみてくださいね。ある意味原価ゼロ円です!
【13】『能作 ロータス』に飾る
金属なのに曲げられる錫(すず)の不思議な性質を生かした能作 ロータスに乗せれば、もうそれだけでおしゃれ上級者。ちょっとリッチな飾り方です。
▼ロータスの詳細はこちら
【14】『ヒンメリ』に飾る
雑貨屋さんなどで目にする「ヒンメリ」、実はエアプランツを飾るのにもぴったりなんです。
【ヒンメリとは】
フィンランドの太陽祭や誕生祭のときに用いられてきた、伝統的な装飾。収穫後の麦わらに糸を通して作られるヒンメリは「幸運のお守り」とされており、現在ではクリスマスの装飾や、インテリア装飾として、お家や店先に飾られています。
▼詳しくはこちら
【15】『PLANT MOBILE』に飾る
こちらは韓国のメーカー「SMALL GOOD THINGS」のPLANT MOBILE SILVER。
エアプランツを飾るために作られたお、しゃれすぎるスチール製プラントハンガー。キセログラフィカやエクセルタなどの中型で葉の長いエアプランツと相性が良いです。
▼詳しくはこちらの記事でチェック
【16】『シーグラス』に飾る
海の宝石『シーグラス』にエアープランツを着生させれば、こんなに可愛くおしゃれに飾れます。
▼シーグラス仕立ての詳細はこちら
【17】『燭台(キャンドルスタンド)』に飾る
こちらは、燭台(しょくだい)を利用した飾り方です。置くだけでいいのでとってもお手軽ですよ。
▼燭台仕立ての詳細はこちら
【18】『ソフトクリームスタンド』に飾る
こちらはソフトクリームスタンド(アイスクリームスタンド)を利用した飾り方。ジュンセアなど長細いエアプランツにシンデレラフィットします。倒れにくくておしゃれに飾れるのでおすすめです。
▼飾ったティランジアはこちら
【18】『専用スタンドSTEM』に飾る
こんな木製スタンドもあります。株のサイズに合わせてワイヤーは調整可能です。
▼詳しくはこちら
【18】『ハビタットスタイル』で飾る
自生地をイメージしたハビタットスタイルの鉢植えも素敵です。
▼詳しくはこちら
最後に
チランジアは実に多用な色彩や造形を持っています。
品種や飾る場所に合わせて、おしゃれに仕立てて楽しんでみてはいかかでしょうか?
今回この記事で紹介したティランジア以外にも多数写真を公開しております。興味のある方は是非私のインスタをチェックしてみてくださいね!
それではまた。
<エアープランツの育成年間カレンダー作ってみました>
エアプランツの育て方について詳しく知りたい方はこちら▼
冬越しのポイントはこちら▼
▼育て方の教科書・図鑑はこちら
ティランジア栽培のバイブルです。まだ持ってない方は、まずはこちらを入手する事をお勧めします。
▼分からない言葉はありませんでしたか?
ティランジアの専門用語、全部まとめました。
初めまして!
多肉と一緒にチランジア栽培しています
着生方法、私のウラ技ですが、ゴムボンドによる接着で高成績を上げています
接着後に出る気根はボンドを貫き、いつの間にか完全着生します。
はじめまして。
コメントありがとうございます。
ゴムボンドでの固定ですか!
まだやった事がありませんが、今度試してみようと思います!!
貴重な情報ありがとうございました。
はじめまして
YouTubeからブログに飛んできました。
私もエアープランツが大好きで
飾り方参考にさせて頂きます。
ちなみに私もYouTube、ブログをやっているので
もしよかったら見に来てください。
https://petopentia.com/
ブログは始めたばかりで慣れませんが、
wanchanさんのブログはとても記事がきれいなので
こちらも参考にさせて頂きます。
こんにちは。はじめまして。
YouTubeから来てくれたんですね!
お褒めの言葉を頂き嬉しいです。
拝見させて頂きましたが、とっても素敵なサイトじゃないですか!植物は本当にいいですよね。
私も参考にさせて頂きます。
こちらもたまーに覗いてくれたら嬉しいです。