
こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
この記事ではエアープランツを誰でも簡単に、そしておしゃれに飾れる流木付け/着生のやり方をご紹介します。
エアプランツ/エアープランツ(チランジア/ティランジア)は、何かに着生すると成長に勢いが出ると言われています。
もちろん着生は生育の絶対条件ではありませんが、根が出たら何かに着生させてあげたくなりますよね。
また流木付けは、樹皮コルク付けより少し場所を取ってしまうデメリットこそありますが、流木選び次第ではコルク付けよりもおしゃれに飾ることが出来ます。
流木に仕立てるのに必要なもの

- 流木:仕立てるエアプランに合わせて適度な大きさなものを準備してくだい。
- アルミワイヤー:ハンガー部分になるワイヤーです。今回は小さめなので1.2mmの細めのワイヤーを使用しました。
- ペンチ:ワイヤーを曲げたり切ったりするのに使います。
- ドリル:バージンコルクに穴を開けるのに使います。
- エアープランツ:今回仕立てたのは「ティランジア・バンハイニンギー・エクストリーム」です。
流木はアク抜きされたものを選びましょう。水槽用のものを選べば間違いありません。
エアープランツを流木に飾る手順
流木に穴を開ける

ドリルでアルミワイヤーを通すための穴であけます。
ワイヤーを通してハンガーを作る

開けた穴にワイヤーを通し、ペンチで捻って固定します。
ワイヤーはぶら下げる場所に合わせた長さでカットしてください。

ワイヤーの先端は危ないのでペンチで丸めておきましょう。
流木に穴を2つ開ける

続けて、流木にエアプランツを固定するためのワイヤーを通すための穴を2箇所開けます。
アルミワイヤーで輪を作って株を固定

開けた穴にアルミワイヤーを通し輪っかを作り、そこにエアプランツを入れます。

この時株の形状をよく見て、自然な仕上がりになる向きに調整してください。

ワイヤーは後ろで捻って固定します。この時テンションをかけすぎると株を痛めてしまいますので注意してください。
これで完成。意外と簡単だったでしょ?
あとは無闇に触らず、発根・着生まで待つだけです。
3ヶ月してようやく発根しました。

そして半年後…

更に活着。根が少ないのでまだワイヤーはそのままにしておきます。
このまま根がたくさん出てしっかり活着してしまえば、株を固定していたワイヤーは外してしまっても大丈夫ですよ!
大きめのの株は流木に乗せてもOK
仕立てる株がある程度の大きさがある場合は、エアープランツを流木に乗せてシリコンゴムワイヤーなどで固定する方法もあります。
横向きに仕立ててカッコよく反らせたい方はこちら

最後に
いかがでしたでしょうか?流木に仕立てると普通のエアープランツもすごくオシャレな印象になりませんか?
吊るして飾るのにもぴったりなので、みなさんも是非やってみてくださいね。
一般的な植物の植え替えと違い、株へのダメージが無いのでどの季節でやっても大丈夫。個人的には生育期で根が伸びはじめる前に付けてしまうのがおすすめですよ!
▼流木をたくさん買われる方はこちらも要チェック
流木を実店舗で探す場合は園芸店だけでなく、アクアリウムやシュリンプショップもおすすめですよ。

それでは今回はこの辺で。
▼ワイヤーポケットに入れる方法もおすすめ
▼古い根を利用したホチキス止めがおすすめ
▼バージンコルクへの仕立て方はこちら
▼小型種向けのリーズナブルな仕立て方も
▼ボンドを利用したお手軽な固定方法も
▼着生以外の飾り方はこちら
▼複数の株を一気に飾れる通気性抜群のハンギングもおすすめです
▼エアプランツの基本的な育て方はこちら
▼育成カレンダーご活用ください

▼育て方の教科書・図鑑はこちら
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