こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
突然ですが、大きなチランジア(ティランジア/エアプランツ)はお好きですか?
もしお好きなら、ロゼオスカパは絶対に外せないティランジアですよ!
種名:ティンジア・ロゼオスカパ
英名:Tillandsia roseoscapa
科・属名:ブロメリア科・ティランジア属
亜属名:ティランジア亜属
原産地:メキシコ
ロゼオスカパの特徴の特徴
有茎種・大型種
ロゼオスカパは有茎種の大型のティランジアで、茎を伸ばしながら大きく成長する姿は圧巻です。
キセログラフィカを有茎種にしたような見た目をしています。キセログラフィカが壺型ティランジアの王様なら、ロゼオスカパは有茎ティランジアの王様だと言えるでしょう。笑
葉はやや硬質で長くカールしながら展開します。トリコームが濃くシルバーでざらりとした質感が魅力的です。
流通量は少なく、やや希少な品種と言えます。
ちなみに、ティランジア・ロゼオスカパ・カーリーという巻きが強い栽培品種もあります。
寿命は15年以上
ロゼオスカパは動き自体遅くはありませんが、とても大きくなるため開花までには非常に長い時間を要します。また、開花前から子株をよく吹きます。
この株は推定10年ほどで、サイズは60cmを超えています。子株を数年おきに吹いていますが、止まる気配なく成長を続けています。
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ロゼオスカパの開花
開花期にはピンク色の長く大きな花序を出します。花序は多岐し、緑色の筒状花を咲かせるそうですが、私は現物を見たことはありません。
ロゼオスカパの育て方
ロゼオスカパは丈夫で育てやすい品種です。基本的には一般的なティランジアと同じ育成環境で問題ありません。
しっかりと水やりを行い風通しの良い環境で管理しましょう。寒さには強くないので冬は室内管理になります。
水はたまりにくいので葉がUの字にカールしてきたら水切れを疑いましょう。ただある程度大株になってくると、水切れしていなくても葉は巻いてきますので見分ける必要があります。
有茎種は古い葉(下葉)から枯れていき、幹が見えてしまうようになりますが、そのままにしておいて問題ありません。
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曲げて楽しむ
有茎種は光に向かって屈曲しながら成長する性質があるので、角度を調整しながら育てると思い通りの草姿で楽しめますよ。
個人的にはS字に曲げるのがバランスが良くて好きです。
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ロゼオスカパの相場
価格は5,000~40,000円以上
※流通量や株の状態・サイズなどで価格は大きく変動します。
ロゼオスカパは比較的流通が少なく、手に入れにくい品種です。
そのため市場価格もやや高め。小さな子株なら5,000円程度で入手できますが、生育株となると株のサイズに比例して価格は高くなります。
ややお値段は張りますが、大型種・有茎種好きにはじっくり育ててもらいたい品種なので、見つけたらぜひチャレンジしてみてくださいね。
それでは、今回はこの辺で。
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