こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
植物には光に向かって伸びていく【光屈性】と呼ばれる性質があります。
【有茎種】と呼ばれる茎を伸ばすタイプのチランジア(ティランジア)は、この性質を利用して好みの草姿に成長させることができます。
小型種で実際にやってみた
こちらはティランジア アルビダミノールです。
まだかなり小さく5cm程。
そしてこちらが半年後の姿。10cmほどに成長し、脇から子株を吹き出しました。
そして1年後の姿がこちら。
小さいうちは真っ直ぐでしたが、たったの1年で見事に反り返り、長さは15cmほどに成長しました。アルビダは成長が早いので、短期間でも変化が目に見えて分かりますね。
チランジアの曲げ方
曲げ方は簡単。成長点を下にして育てるだけ。こうする事で光を求めて光源のある方向に曲がっていきます。
太陽光でももちろん可能ですが、育成ライトならより思い通りの葉形にコントロールできます。
大型種だと迫力満点
こちらは人気の大型有茎種ティランジア ロゼオスカパ。芸術的ですよね。
途中で株の向きを何度か変えることで、このようにS字を描く事も可能です。
ただし成長が遅い品種の場合はかなり長い年月を要しますので、焦らず気長にやりましょう。
そしてこちらも大型有茎種のティランジア ノバキー。回しながら育成する事で、渦巻き型に成長します。
真っ直ぐに伸びた姿も魅力的ですが、カーブした姿も素敵です。
また、有形種以外も仕立て方次第では美しい屈曲を楽しめます。
▼やり方はこちらの記事で解説
皆様もお気に入りのティランジアを曲げて、あなただけの一株に育て上げてみませんか?
それでは今回はこの辺で。
▼エアプランツの基本的な育て方はこちら
▼分からない言葉はありませんでしたか?
ティランジアの専門用語、全部まとめました。
コメント