ティランジア界の紅宝石─ ルビースリッパーズ 【Tillandsia ‘Ruby Slippers’】

↪︎ 最終更新 2025年 11月 25日

こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。

この記事では、バンハイニンギー × カプトメドゥーサエ・レッドフォームという独特の親組み合わせから生まれた小型の紅葉種のティランジア、ルビースリッパーズについて紹介したいと思います。

名前:ティンジア・ルビースリッパーズ
英名:Tillandsia ‘Ruby Slippers’
科・属:ブロメリア科・ティランジア属
亜属:ティランジア亜属
交配:バンハイニンギー x カプトメドゥーサエ・レッドフォーム
BCR登録:あり(8264

【品種について】

ティランジア・ルビースリッパーズの作出者はJim Irvin 氏で、2016年にBCRに登録された交配種で、チランジア愛好家の間で密かに注目を集めています。

ルビースリッパーズは両親の特徴を少しずつ受け継いだ交配種で、基部はカプトメドゥーサエをスリムにしたような球状で、細い葉が外側に広がり、葉は半円筒型。開花期には、バンハイニンギーのように上部の葉が赤みを帯び美しい葉姿を堪能できます。

強光下では常に赤く色付くのでLEDで育てるのがおすすめです。

健強で水好きでよく増えるので、比較的育てやすい品種だと思います。

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【名前の由来(推察)】

作出者の Jim Irvin 氏が赤みのある葉色と形の優雅さをイメージして付けたものと推察されます。

ちなみに「Ruby Slippers」は、映画『オズの魔法使い』で主人公ドロシーが履いていた赤い魔法の靴を指します。比喩的には、「困難を乗り越える力」「夢を実現する手段」「自由」「自己発見」といった意味合いで使われますが、これはそのまま魔法の靴の赤色から取った命名でしょう。

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【紫色の筒状花】

開花期には赤く短い花序を出し、紫色の筒状花を咲かせます。

花茎はイオナンタのように短く、密に花を咲かせる構造です。

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【相場

価格は4,000円〜

※流通量や株の状態・サイズなどで価格は大きく変動します。

流通は少なく市場価格はやや高めです。登録品種かつ鑑賞性の高さから、一部の愛好家からは人気がある品種といえます。

紅葉種好きの方にはおすすめの種なので、見かけた方は是非育ててみてくださいね。

それではこの辺で。

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