こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
知っていましたか?エアプランツを「石」と組み合わせて吊るすと、すごくおしゃれに飾れるという事を…!
流木に着生されることが一般的なチランジア。今回はそんなチランジアを「石」に着生させて 吊るす【ストーンハンギング】の作り方をご紹介します。
必要な物
▼準備したものの一覧はこちら
- ティランジア(シルバークイーン Silver Queen)
- 石
- ドリル
- ワイヤー
- 天糸(テグス)
- ペンチ
- 瞬間接着剤 ※ずれる場合
さてまずは上記のものを準備しましょう。
天糸は株を傷つけにくい太めがオススメ。
エアプランツは発根し始めの、まだ小さな株を選ぶのがオススメです。
発根していない株でも大丈夫ではありますが、活着までかなり時間がかかってしまう場合があります。
石は手頃のサイズのものを探しましょう。
お庭の石でもいいですし、アクアリウムショップなどでも売っています。
エアプランツを石に仕立てる手順
石に穴を開ける
まずはドリルで石にハンギング用の穴を開けます。流木と違い、硬いので時間をかけてゆっくり掘削していきます。(木工用のドリルしか持っていなかったのでそれを使用しました)
あまり端の方に穴を開けると割れる恐れがあるので、なるべく中央付近にしましょう。
石にワイヤーを通す
今回は3mmの穴に2mmのワイヤーを通しました。ワイヤーの色は石の色と合わせるのがおしゃれに飾るポイントです。
ペンチでワイヤーを固定する
ワイヤーをくるっと巻いて固定しましょう。素手だとキツく締めることができないのでペンチを使用しましょう。
エアプランツを付ける場所を決める
石の下の方に株をあてがって仕上がりをイメージします。
この時、枯れた下葉が大量についていると発根阻害になる場合があるので、ある程度取り除いてあげましょう。
天糸で株を巻き付ける
株の下葉に天糸を入れ込んで石に固定します。2〜3周巻くと安心です。
少し可哀想に感じるかもしれませんがずれないように、ぎゅっと固結びします。
+α 瞬間接着剤で固定
天糸だけだと安定しない場合は瞬間接着剤で株の一部を石にくっつけます。
接着剤がついた部分は痛んでしまうので、枯れた下葉を全部剥がさず1枚残しておいてそこにつけるのがオススメです。
株のおしり全体につけてしまうと、根が出せなくなってしまうので最低限の量にしましょう。
また、すでに出ている根にも接着剤が付かないよう気をつけて下さい。
余った天糸をカット
最後に余った天糸はカットしましょう。
あとは発根が進み、根が石に活着するのをひたすら待ちます。
途中で弄ってしまうとなかなか着生してくれないので、みだりに触らないように我慢です。
灰色の石と銀葉種のチランジアがマッチしモダンで洗練された雰囲気になりました。
着生したら天糸をカット
こちらは半年後の写真です。うまく着生してくれました。
しっかり着生すれば天糸は外してしまってOKです。
石を使うことで流木仕立てとはまた違った魅力が感じられますよね。
見た目よく仕上げるには、チランジアの種類に合わせて石のサイズやカラーを選ぶのがポイントです。
さらに3ヶ月後の写真がこちら。
完全に抱き込んでいますね。
石にそのまま置いてみる
こちらはイオナンタを吊るさず石に置いただけの物です。
枯れた部分に瞬間接着剤を一滴垂らして固定しています。発根してきたので、このまま着生してくれる事でしょう。
こちらは穴あけなどの必要がないのでお手軽ですよ。
↓半年後
こんな飾り方をしている変わり者は日本で、いや世界でもいないのではないでしょうか。笑
皆様も是非やってみて下さいね!
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