
↪︎ 最終更新 2025年 9月 15日
こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
この記事では雪のような白さが魅力のティランジア・ソノランスノーをご紹介します。

種名:ティランジア・ソノランスノー
英名:Tillandsia ‘Sonoran Snow’
科・属名:ブロメリア科・ティランジア属
亜属:ティランジア亜属
BCR登録:あり(8284)
ソノランスノーはカプトメドゥーサエ の栽培品種(cv.)で、濃密な白いトリコームが特徴です。
BCR登録者はMark Dimmitt氏で、1980年以前から存在する品種として記録されている品種になります。
ソノランスノーの特徴
真っ白のトリコーム

通常のカプトメドゥーサエに比べ 葉面のトリコームが非常に密で白っぽく“雪”のよう見える事からこの名前が付けられました。
カプトによく現れる葉の淵の赤いラインはほぼ見られず、花序や花弁も通常より淡い色味になります。
“Sonoran” は通常メキシコのソノラ州/ソノラ砂漠(Sonoran Desert)を指す語で、品種名からはソノラ地域に関連するか、そこの個体を由来とすると推測されますが、BCRの登録記録自体には命名理由は明記されていません。登録者の Mark Dimmitt 氏はアリゾナ/ソノラ地域で活動してきた人物である点はからこのような命名になっているものと思われます。
大型になる

カプトとしては大きいサイズで販売されていることが多い印象です。他の海外サイトでは大型化する傾向があると説明されることが多いようです。
ただカプトのサイズは栽培環境で大きく変わる品種です。通常のカプトでもハウス育ちの大型個体もいますし、趣味家が室内で育てたコンパクトなソノランスノーもいます。
栽培は容易

カプトメドーサエ同様健強で成長が早いので、他のティランジアが問題なく育つ環境なら特段気を遣う必要はありません。

ソノランスノーの相場感
価格は10,000円以上
ソノランスノーはあまり出回らない品種のため価格はややお高めです。
※流通量や株の状態・サイズなどで価格は大きく変動します。
最後に
カプトメドゥーサエがお好きな方はぜひ持っておきたい一株です。見かけること自体が稀なので見つけたら迷わずお迎えしくださね。
それではこの辺で。
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