【新提案】自生地の風を感じる。ティランジアのハビタットスタイル!【岩着生】

こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。

サボテンやアガベの飾り方として人気に火が付きつつある“ハビタットスタイル”。

今回は、【LITTLE DESERT】さんのハビタットスタイルの鉢植えを使って、ティランジア(チランジア/エアプランツ)を仕立ててみました。

手の中に感じる自生地の風

Habitat(ハビタット)】とは『自生地』を意味する英語です。ハビタットスタイルは、一つの鉢の中で植物の自生環境を再現した野趣溢れるスタイルで、アガベやサボテンで今人気の仕立て方です。

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ティランジアのハビタットは?

※自生地の写真提供:エアープランツ天狗堂様

自生地のティランジアは木や岩、時にはサボテンなどに着生して暮らしています。

なのでティランジアの場合、普通の流木着生でもある意味ハビタットスタイルと言えてしまうのですが…今回はあえて『鉢植え』で岩石地帯をイメージして仕立ててみました。

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仕立てのポイントは乾いた空気感

今回は岩場をイメージしたハビタットスタイルなので、鉢全体の統一感と乾いた空気感を壊さないよう品種を選定しました

仕立てたのは、エアープランツ天狗堂さんからお迎えした2株。真っ白なトリコームに覆われた美種ティランジア・テクトラムと、赤紫のボディにざらりとした質感、今にも踊り出しそうな草姿が魅力のティランジア・プルイノーさ。どちらも岩場が似合う銀葉種です。

そして中央のバビタット仕立てのサボテンは、GARTさんからお迎えした一風変わったテフロカクタス・アーティキュラータス。和名は「武蔵野」で、宮本武蔵の刀のような平たく白い棘からこの名前が付いたそうです。

(できればよりリアルさを追求して、岩着生種だけで仕立てたかったのですがそれはまた次回のお楽しみ…)

最初はボンドで固定

それぞれの株をバランスよく配置します。落ちてしまうようなら少量のボンドで固定しずれないように支えてしばらく放置。着生まではしばらくかかるので、このまま下手にいじらずに待ちましょう。活着を早めたければ発根しはじめの株を選ぶといいでしょう。

・2ヶ月で着生

約2ヶ月で根がしっかりと石を掴んでくれました。上の根はそのままサボテンに着生しそうな勢いですがそれもよしとします。

そのまま水やりOK

鉢植えなので水垂れを気にせずそのままミスティングできるのも嬉しいポイントです。

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センス抜群 -LITTLE DESERT- のハビタット鉢

鉢や土、石など一から集めるとなると大変…という事で今回使用したのは佐賀県にショールームを構える
LITTLE DESERT
さんのハビタット鉢(びっくりするようなロープライスでした)。

メインは家具の販売をされているガルトという会社さんなのですが、2023年頃から植物ブランドLITTLE DESERTを立ち上げたそう。インテリアショップなだけあってどれも本当にセンス抜群です。

今回は植物イベントのポップアップショップで購入しましたが、普段はショールームで買えるそうです。また、自分で土や岩を選んでオリジナルのハビタットスタイルを作ることも出来ますよ。

▼お店のレポートはこちら

最後に

「鉢がいらない植物」代表のティランジアですが、たまにはオシャレに着飾るのもありなんじゃないかと思います。

ティランジアのハビタットスタイルを気軽に始めたい!という方にはおすすめなので、お近くの方は足を運ばれてみてくださいね。オシャレな家具もたくさん見られますよ〜。

住所:佐賀県神埼市千代田町直鳥1736-2 株式会社ガルト

今の所ハビタット株はリアル店舗でのみ販売しているみたいですが、「近々ネット販売をするかも?」との事なので、「遠くて行けないよ〜」って方は LITTLE DESERTさんのインスタ をフォローして販売開始を待ちましょう。

リトルデザートさんで資材を追加購入し、流木を使ったティランジアだけのハビタットスタイル=ティラハビスタイルも作ってみました。

よかったらみて見てくださいね。

それでは今回はこの辺で。

▼エアープランツ天狗堂さんについて詳しくはこちら

▼他にもいろんな飾り方を紹介

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