
↪︎ 最終更新 2025年 3月 15日
こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
チランジア/ティランジア(エアプランツ)を受粉させてみたはいいものの、結局結実したか分からず、いつまで経っても花序が切れないままになっているという方いませんか?
という事で、今回はティランジアに種ができたか確認する方法をご紹介します。
シードポットが見えるのは開花から6ヶ月後

まずティランジアのシードポット(種の入った鞘)は結実していれば、お花が咲き終わって半年ほどでお花があった場所に自然に露出してきます。
でも実は、半年も待たずに結実したか調べる方法があるんです。
花後3ヶ月に花序を摘んでみる

確認方法は至って簡単。開花から3ヶ月ほど経ってから、お花があった位置の少し下を指で軽く摘んでみてください。もし結実してシードポットが出来ている場合は、花序の内部に硬い感触が得られます。

硬い部分があった場合、覆い被さった花包(かほう)をめくるとシードポットが見えるはずです。
※イオナンタなど場合、花序が上がらないのでこの方法は使えませんので、花があった位置を上から押し込んでみましょう。
▼結実している場合
こちらはティランジア・ロッテアエに、ティランジアレッドロビンの花粉を付けたものです。上4つの花は受粉していませんが、印を付けた下2つの花にシードポットが出来ました。
▼結実していない場合
こちらは、ティランジア・クンドゼアナに別種を交配をしたものです。残念ながら種はできていませんでした。
しわしわなら花序は切り取ってOK

指で摘んでみて硬い感触がなければ残念ながら交配や自家受粉は失敗しています。
枯れた花序を残しておくのがスペーシング的な問題や、見た目的に嫌だという方は切り取ってしまっていいでしょう。

ティランジア・キセログラフィカなどは特に花序が豪華なので、邪魔になりますよね。
そもそも種がいらない人は即カットOK
自家受粉などで種が付くと親株の体力が種に行くので、子株が減ってしまいます。そもそも種がいらないという方は、花後は早めに花序を切り取ってしまうのもいいでしょう。
最後に
今回は少しせっかちな記事になってしまいましたが、是非参考にしてみてくださいね。
それでは今回はこの辺で。
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▼種の作り方はこちら
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