美し過ぎる綴化品種【チランジア・キセログラフィカ × カピタータ クレステッド】Tillandsia Xerographica × Capitata Crested

キセログラフィカ×カピタータ クレステッドのアイキャッチ画像

こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。

今回は『チランジア・キセログラフィカ×カピタータ(クレステッドフォーム)』をご紹介します。

キセロ×カピタータ

名前:チランジア・キセログラフィカ×カピタータ(クレステッドフォーム)
英名:Tillandsia Xerographica × T.Capitata [Crested]
科・属名:ブロメリア科・ティランジア属
亜属:ティランジア亜属

特記:綴化個体・交配種

【品種について】

草姿はキセログラフィカをベースにした銀白色。そしてカピタータのように少し葉が伸びる非常に美しい品種です。

この品種のクレステッドは、株の中央から成長点が増えていきます。

2つの成長点の間から出る葉は、三角形の断面を持つ奇形になる事があります。

キセログラフィカ×カピタータクレステッドの葉

クレステッド個体は矮小化するケースが多いのですが、こちらの交配種は大型になり、かなり見栄えがしますね。

成長は比較的早い印象です。

『クレステッド / 綴化』とは

キセログラフィカ×カピタータクレステッドの様子

クレステッドとは、成長点が帯状に綴(つづ)れて生長する植物の突然変異を指します。

綴化(てっか)」とも呼ばれます。

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クレステッドの異様な開花姿】

クレステッド株の開花は異様です。至る所から成長点が発生し複数の花序が同時に上がります。今回は6本の花序が出ましたが、ねじれて不発になる花もいくつかありました。

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子株にも綴化は引き継がれる

開花後に出てくる子株は、クレステッドになることが多いです。

開花前の分頭と違い開花後に出る子株は、小さいうちは普通の株と変わりません。ある程度大きくなると成長点付近の葉が綴れてきます。

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クレステッドの株分けは慎重に】

チランジアキセログラフィカ×カピタータ綴化の株分け前

開花後の子株と違い、開花前の分頭は境界が曖昧な場合が多いので、どこから株分けしていいか悩みどころですよね。

私の生育株の場合は、2頭の状態から1年ほどかけそれさらに分頭し、4頭(2頭+2頭)に分かれて成長したので、そのタイミングで半分に割って株分けしました。

チランジア キセログラフィカ×カピタータの株分け

思い切ってぱっかーん。

チランジア キセログラフィカ×カピタータの株分け2

茎部分が割と広い面積で繋がっていたので、大きな断面になってしました。

株分け直後はこんな感じ。

ティランジア キセログラフィカ×カピタータの株分け後の茎

そして1ヶ月後。

ティランジア キセログラフィカ×カピタータの株分け後の茎1ヶ月後

傷口は茶色く固まっています。ここまでくれば枯れることはないでしょう。

  • キセログラフィカ×カピタータ株分け株A
  • キセログラフィカ×カピタータ株分け株B

こちらが株分け後の2株になります。片方はかなり密度の高い葉を展開しています。

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【相場

そこそこ安い画像

価格は10,000〜20,000円とややお高め

※流通量や株の状態・サイズなどで価格は大きく変動します。

増やしにくいクレステッド個体はあまり出回らないため、お値段もそこそこします。

それでもキセログラフィカ好きな方には間違いなく刺さる美麗品種なので見つけた方はチャレンジしてみてくださいね。

▼クレステッドについて詳しくはこちら

それではこの辺で。

チランジア・キセログラフィカ × カピタータ クレステッド

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