バンハイの綺麗どころ【ティランジア・バンハイニンギー‘ジャンボ’】Tillandsia vanhyningii ‘Jumbo’

イオナンタ・バンハイニンギージャンボのアイキャッチ画像

こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。

バンハイニンギージャンボは【バンハイニンギー】の栽培品種で、通常より肉厚でムッチリとした丸型のタイプ。東南アジアのナーセリーで生産されています。

種:ティランジア・イオナンタ・バンハイニンギー ‘ジャンボ’
英名:Tillandsia vanhyningii ‘Jumbo’
科・属名:ブロメリア科・ティランジア属
亜属:ティランジア亜属
BCR登録:なし

ティランジア・バンハイニンギー‘ジャンボ’

特徴

【バンハイニンギー】は長く伸びる有茎種ですが、この【ジャンボ】はずんぐりとした球状になり、そこまで長くは伸びません。

均整のとれた肉厚の葉がカールする本当に美しい品種です。
バンハイの綺麗どころといえばジャンボと言っても過言ではないでしょう。

バンハイニンギージャンボの葉

ちなみバンハイニンギーは2022年、イオナンタの変種(var.)から独立し、一つの【種】に昇格しましたが、すぐにまたイオナンタの変種扱いに戻った…と思いきや2023年3月にまた種として独立したという経緯がある忙しいやつでもあります。

チランジア・イオナンタ・バンハイニンギー‘ジャンボ’

画像の株はまだまだ小さく完全な生育株ではありませんが、既にその魅力が伝わりますよね。

チランジア・バンハイニンギー‘ジャンボ’

肉厚でトリコームがしっかり乗ってます。

管理は難しくなく、水は好きなので多めの水やりで問題ありません。
成長は他のバンハイと比べるとやや遅め。じっくり育てていきましょう。

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紫の可愛い筒状花

バンハイニンギージャンボのお花は、可愛らしい紫の筒状花です。

開花前から子株を吹くこともあります。

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【バンハイニンギーの種類

先述したようにバンハイニンギーにはいくつかの栽培品種がありますので、一部をご紹介します。

  • バンハイニングギーレッドドラゴン
  • チランジア・イオナンタ・バンハイニンギー・ラージフォーム
  • ティランジア・イオナンタ・バンハイニンギー‘ジャンボ’
  • バンハイニンギーコンパクトフォーム
  • バンハイニンギーエクストリーム
  • チランジア・イオナンタ・バンハイニンギー
  • vanhyningii ‘Red Dragon’:レッドドラゴンは赤くなりやすいタイプの大型のバンハイです。
  • vanhyningii ‘Green Dragon’:グリーンドラゴンは大型のバンハイです。
  • vanhyningii ‘Jumbo’:ジャンボは丸型に成長する肉厚のバンハイです。
  • vanhyningii ‘minor’:ミノールは最も小型のバンハイで、非常に希少。最低2万円以上します。
  • vanhyningii ‘compact form’:コンパクトフォームはスピーシーズナーサリーの藤川さんが出しているやや小さめのバンハイです。
  • vanhyningii ‘extreme’:エクストリームは、葉が肉厚で細く多いのが特徴。色は明るいグリーンで基本種よりやや大きくなります。
  • vanhyningii :基本種のバンハイです。未成熟株ですが参考までに。

▼まとめはこちら

▼レッドドラゴンについて詳しくはこちら

▼グリーンドラゴンについて詳しくはこちら

この他、交配種も多く作出されているので、お好きな方は探してみてくださいね。

エアプランツをバージンコルクに着生させる方法のアイキャッチ画像
ティランジア・セルティックスパイアー(イオナンタ・ドルイド × バンハイニンギー)
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【相場

そこそこ安い画像

価格は5,000~15,000円

※流通量や株の状態・サイズなどで価格は大きく変動します。

通常のバンハイよりもやや高めですが、バンハイ好きには是非育ててほしい品種。その美しさにハートを撃ち抜かれる事間違いなしですよ。

それではこの辺で。

▼いろんな飾り方まとめました

▼エアプランツの基本的な育て方はこちら

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