【チランジア 】花は見たい!でも種はいらない!受粉を阻止して子株を増やそう【めしべ切り・花序切り】

こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。

育てているエアプランツ(ティランジア/チランジア)のお花は見たいけれど、種ができても実生は大変だし正直困っちゃいますよね。

しかもティランジアって、受粉させて種を作ってしまうと、子株の数が減ってしまうんです…

と言う事で、この記事ではできる限り多くの子株が欲しいという方に子株を増やす裏技をご紹介します。

絶対に受粉させない

ティランジアは、自家受粉(自分の花の花粉で受粉する事)しにくい品種が多いと言われていますが、全くしないわけではありません。

キセログラフィカなどは自家受粉しにくい品種ではあるものの、大量の花が咲くので放っておいたら必ずと言っていいほど種ができてしまいます。

めしべを切り取っておく

やり方は少々強引ですが、めしべを切り取ることで受粉・結実を防止できます。

動画はこちら

見栄えが気にならない方はおしべごと切り取ってしまっても構いませんが、めしべだけにしておいた方が格好はいいかなと個人的には思います。

品種によってはめしべが花弁の中に隠れてしまうものもありますので。その場合はお花をひとしきり愛でた後は花弁の根本からお花を切り取ってしまいましょう。

花序を開花前に切り取る

エアプランツの花芽をカット

そもそも開花を見なくてもいいという方は、花芽が上がったらなるべく早い段階で切り取ってしまいましょう。こうすることで株の成長点がなくなり、親株は子株を生み出すモードにシフトします。

※この方法は花序を伸ばさないイオナンタなどではできません。

開花には相当なエネルギーを要しますので、これ自体を無くす事で子株に割く力を温存させる事が出来るという訳です。

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より子株を増やすためにできる事

子株をどんどん株分けする

エアプランツの株分けのやり方のアイキャッチ

ティランジアは開花の前後で子株をつけます。1つの親株から2〜5程度の子株が期待出来ます。(アルビダなど10株以上付く品種もあります)

親株から子株を切り離す事で、『株分けした子株』に送るはずだったエネルギーで新たな子株を吹いてくれます。

※株分け後は、子株の成長はかなり鈍感します。子株を親株以上に大きくしたい場合は付けておいた方がいいです。

ただし、子株の開花を早めてさらにそこからも増殖させたい場合は、子株がある程度大きくなってからの株分けがおすすめです。

▼より詳しくはこちら

親株に体力を付ける

エアプランツの水やりを減らす

水・風・光の適切な管理を行い、親株が元気に育っていないと、そもそも付ける子株の量も減ってしまいます。

株分けしたからと言って必ず新しい子株が付く訳ではではなく、まずは親株に体力をしっかり付けておく必要があります。

適度に肥料を与える

エアプランツ巨大化計画で肥料を使う

成育期に肥料・活力剤を適正な量を与えればより多くの子株が期待できます。

また冬場の休眠期も、温度が20℃ほどを保てていればティランジアは休眠しないため、肥料を与え続けることが出来ます。

胴切りで増やす

アガベなどで用いられる手法です。

▼詳しくはこちら

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最後に

子株をたくさん採りたいと言う方は、ぜひ試してみてくださいね。

▼エアプランツの基本的な育て方はこちら

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エアープランツの年間育成カレンダー

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