↪︎ 最終更新 2026年 3月 7日
こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
アンデスの高地に自生するエアプランツ、Tillandsia sphaerocephala。
光沢感ある銀灰色の葉をロゼット状に広げ、開花時には“球状”とも言える独特の花姿を見せる、個性の際立つティランジアの原種です。
本記事では、スファエロセファラの原産地や自生環境、形態的な特徴、そして学名に込められた意味までを詳しく解説します。

名前:ティンジア・スファエロセファラ
英名:Tillandsia sphaerocephala
科・属:ブロメリア科・ティランジア属
亜属:ティランジア亜属
ティランジア・スファエロセファラとは

Tillandsia sphaerocephala(ティランジア・スファエロセファラ)は、アンデス高地に自生する原種のエアプランツ。銀葉の美しさと、丸みを帯びた特徴的な花姿が魅力の品種です。
※本種は T. schreiteri のシノニム(同種)とする説もありますが、現在も独立種として扱われることが多く、分類上は見解が分かれています。
■ 原産地
スファエロセファラは、南米アンデス山脈周辺に自生しています。
- 主な分布:ボリビア〜アルゼンチン北西部
- 標高:約950〜3,500mの高地
- 自生環境:乾燥した山岳地帯、霧の多い高地林
- 着生対象:樹木や岩場
標高の高い場所に生育しているため、昼夜の寒暖差や乾燥、強い日差しに適応した性質を持っています。
■ 特徴
① 光沢のある銀灰色の美しい葉
- 細長い葉がロゼット状に広がります。
- 葉の表面にはトリコームが多く、白銀色に見えます。
- 光沢がありファラゼンシスやセクンダなどに似た質感です
高地の乾燥環境に適応した、いわゆる「銀葉種」の特徴がよく表れています。
② コンパクトで丸みのある花序

開花時には、先端が丸い花序を形成し、そこから紫色系の小花を咲かせます。エディシアエと似た形ですね。
花序が比較的コンパクトで「球状」に見える点が、この品種の大きな特徴です。
開花後は根本付近から子株を出します。
■ 名前の由来
種小名「sphaerocephala」はギリシャ語由来のラテン語です。
- sphaero(スファエロ)=球状の、丸い
- cephala(セファラ)=頭
つまり、「丸い頭を持つ」という意味になります。
これは、開花時の花序が丸くまとまった形になることに由来していると考えられています。
■育て方

やや高山性のティランジアであるため、栽培はやや気難しく暑さや蒸れに弱です。夏季は涼しく風通しの良いところで管理し、葉焼けしやすいため明るい日陰で管理すると良いでしょう。
根を良く出すため水苔などに植え付けて育ててやると調子が良いようです。
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■ まとめ
Tillandsia sphaerocephalaは、
- アンデス高地原産の銀葉種
- 乾燥や寒暖差に強い
- 丸みのある花序が特徴的
- 名前は「丸い頭」を意味する
という個性を持つ原種です。
高地に生きる力強さと、繊細な銀葉の美しさを兼ね備えた魅力的なティランジアといえるでしょう。
相場
価格は5,000円〜
※流通量や株の状態・サイズなどで価格は大きく変動します。
流通は少なめでやや珍しいため安価ではありませんが、ワイルドな質感のティランジアがお好みの方はぜひ探してみてくださいね。
それではこの辺で。

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