こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
皆さんは、エアープランツ(チランジア)の茶色く枯れてしまった下葉や葉先ってどうしていますか?
そのまま放置されているという方も多いと思いますが、実は枯葉は取り除いてあげると良いことがたくさんあるんです。
● エアープランツの枯れ葉は取り除こう
エアプランツは定期的に枯葉のトリミングを行うのがオススメです。
茶色く変色して枯れてしまっている部分があれば、ハサミなどで切り取ってしまいましょう。
枯れてるかどうか分かりにくい場合、水に濡らしてみましょう。生きているぶる部分は緑〜黄色がより濃く、完全に枯れてしまっている部分は茶色がより濃くなります。(微妙な場合は様子見を。)
● 枯葉を取り除く5つのメリット
1:光が当たりやすくなる
光合成の妨げになる枯葉を除去することで、生きた葉が光を受けやすくなります。
2:蒸れにくくなる
風通しが良くなることで、植物の呼吸(蒸散)が促進され蒸れにくくなります。
葉の先端だけでなく、完全に枯れてしまった下葉は根本から取り除いてしまって構いません。
「自生地では枯葉がそのままだから手入れの必要はない」と言う考え方もありますし、取らなくても問題はありませんが、風の少ない室内環境では有効なムレ対策になります。
3:発根しやすくなる
株の“お尻”の部分を綺麗にしてあげると、根が出やすくなります。
画像のように、発根阻害となるお尻周りの枯葉はピンセットや指でしっかりむしりとってしまいましょう。
着生させたい方は流木などへ仕立てる前に、しっかりお手入れをしてあげてくださいね。
4:見た目が良くなる
これは好みや感覚の問題ですが、こまめにお手入れをすれば美しい外観を保てます。
5:異変に気づきやすくなる
エアプランツを枯らさないコツは、株の様子をこまめに観察してあげる事だと思います。日頃から株をきれいにお手入れしておけば『異変・枯れ込みに気付きやすくなる』といったメリットがあると私は思っています。
もちろん、ティランジアの枯葉はお手入れせずにそのままで生育しても特段大きな問題はありませんが、発根促進以外にも良い点もたくさんあるので気になる方は是非試してみてくださいね。
エアプランツの発根の条件は株の調子が良い事!
いくらお手入れをしても居心地が悪いとなかなか発根してくれません。
枯葉のお手入れをしてもなかなか発根しない場合は水やりや日当たり、風の当て方を見直してみてくださいね。
それでは今回はこの辺で。
エアプランツの基本的な育て方はこちら▼
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▼育て方の教科書・図鑑はこちら
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ティランジアの専門用語、全部まとめました。
とても初心者にも、わかり易く助かりました。小さいなもの〜大きなものまで、色々と実行してみます。ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
枯れ葉の処理、室内管理だと意外と大切なので、やってみてくださいね!