こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
猫ちゃんを飼っているご家庭だと、観葉植物を猫が食べてしまうなんて話をよく耳にします。そんな中
エアプランツって猫が食べても大丈夫なの?
エアプランツって毒とかないの?
と心配される方も多いと思います。
エアープランツは猫が食べても大丈夫
結論、エアプランツ(チランジア)に毒性のある種は確認されていません。
猫ちゃんが多少食べてしまっても、問題はないという事になります。
↓ ソースとしてこちらの情報を引用させていただきます。
獣医師 井上平太 先生からの回答
エアプランンツは俗称でチランジアの仲間としてお答えします。
チランジア属はパイナップル科の植物で、この仲間で動物に毒性にある種は今のところ確認されておりません。
ですので、チランジアに関してはもし食べてしまっても大丈夫でしょう。
ペット健康相談Q&Aサイト だいじょうぶ?マイペット
獣医師の先生の言葉なので説得力がありますね。
大量摂取は良くないかも
ティランジアはパイナップル科(ブロメリア科/アナナス科)に分類され、パイナップルと近縁の植物です。そしてパイナップルには「プロメライン」と呼ばれる酵素が含まれており、稀にアレルギー反応が出る場合があるという情報がありました。(プロメライン:料理でお肉を柔らかくするタンパク質分解酵素)
命に関わるような影響ではないそうですが、大量摂取は体によくないかも知れません。
ただ、これはパイナップルの「実」に多く含まれる成分です。私の周りにも猫にエアプランツを食べられたと嘆いている方がたくさんいますが、「猫ちゃんの体調が崩れた」と言う話は聞いたことはありませんので、あまり過敏にならないで良いかとは思います。
(犬の場合、イネ花粉でアレルギーを持つ子もいるようなので、イネ目のチランジアは避けた方が良いと言う意見もあります。)
届かない所に吊るして飾ろう
毒性がないとわかればひと安心・・・とはいきません。
日常的に猫草にされたら、いかに堅強なエアプランツとはいえ傷んでしまいます。
そこで、猫ちゃんのいるお家ではハンギングディスプレイがおすすめです。
▼飾り方についてはこちら
いろんな飾り方をまとめているので是非覗いてみてください!
土やプランターがいらないエアプランツは、猫ちゃんとの共存にピッタリの植物ですよね。
観葉植物には毒があるものが多い
普段目にする観葉植物にも猫が食べたら危ないものが非常に多いので、栽培している方は注意が必要です。
猫が食べたら危険な植物
猫が食べたら危険なポピュラーな観葉植物を列挙すると・・・
- ポトス
- アイビー
- ドラセナ
- スパティフィラム
- アロエ
- ガジュマル などなど・・・
よく見かけるラインナップですが、皆さんのお家にあったりしませんか…?
特にユリ科・サトイモ科・多肉植物の中には危険な植物が多いです。この辺りは猫が食べてしまうと、嘔吐や下痢、呼吸困難などの中毒症状を引き起こし、場合によっては命に関わるような危険な植物となります。
これらの植物を育てている方は、必ず猫ちゃんの手が届かない場所に置いたり、高いところに吊るしてディスプレイすなどの対策をしてくださいね。
猫が食べても安心な植物
エアプランツ以外で、猫ちゃんが食べても安心な代表的な観葉植物はこちら。
- エバーフレッシュ
- パキラ
- ペペロミア
- ビカクシダ(コウモリラン) など
不安な方は、この辺りを選んでおけば問題ありません。
最後にまとめ
- エアプランツは猫が食べても毒はない
- でも大量に食べられるのは良くないかも
- 猫がいるご家庭では「吊るす」のがおすすめ
- ティランジア以外の観葉植物に気をつけて
猫ちゃんがいても、植物ライフを諦める必要はありません。植物をうまくレイアウトして、共存させてあげてくださいね。
余談ですが、【ウスネオイデス】は現地ではお茶として飲まれているそうですよ。
それでは今回はこの辺で。
エアプランツの詳しい育て方はこちら▼
▼育て方の教科書・図鑑はこちら
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▼分からない言葉はありませんでしたか?
ティランジアの専門用語、全部まとめました。