こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
複数のチランジア仕立てた一本の流木。
チランジアフリークにとって夢のような流木アート、それが【エアプランツツリー】です。
この記事では、すぐに真似出来るエアプランツツリーの作り方を解説していきます。
▼ まずはメイキング動画をチェック
◆ 準備するもの
- お好みのエアプランツ数種
- 大きめの流木
- 固定用の麻紐
- ハサミ
今回私が準備したチランジアは、こちらの銀葉種5株。
- ロゼオスカパ(子株) Tillandsia roseoscapa
- アルビダミノール Tillandsia albida’Minor
- テクトラム Tillandsia tectorum
- ライヘンバッキー Tillandsia reichenbachii
- マルコナ(クランプ)Tillandsia marconae [clamp]
個性がバラバラのティランジアを揃えてみました。
◆ 手順
【1】 流木の向きを決める
まずは流木の「置く向き」を決めます。
風などで倒れないよう安定感のある面を選んでください。手で押してみて倒れないか入念にチェックしましょう。(ぶら下げる場合はどの面を正面にするかを決めてください。)
★流木選びのポイント
・枝の多い流木を選ぶ
たくさん枝分かれした流木は複数のエアープランツを仕立てるのにぴったりです。
流木の種類はアクアリウム用の『ブランチウッド』がおすすめ。色白なので、エアープランツともよく合います。
もちろん気に入ったのものがあれば他の流木でも構いません。
・安定感のある流木を選ぶ
バランスが悪いと何かの弾みで倒れてしまう恐れがあります。
出来るだけぐらぐらしない、安定感のある流木を選びましょう。
・塩抜きされた流木を選ぶ
植物の根は塩分が苦手です。根の張りが悪くなるのでしっかりと塩抜きされたものを選びましょう。
自分で流木を拾う場合はご注意ください。
・実物を見て選ぶ
ネット通販だとサイズ感や、安定感などを確認するのが難しいので、私は必ず現物を見て選びます。
『P2』などのアクアリウムSHOPならきちんと塩抜きされた高品質の流木が多数あるのでおすすめですよ。
どうしても買いに行くのが難しいという方にはこちらの流木がお勧め▼
【2】エアプランツを乗せる
まずは思い思いにエアプランツを流木に乗せてみましょう。
レイアウトのコツとしては、主役に据える一番大きなエアプランツをどこに配置するかを決める事。こうする事で全体のバランスが取りやすくなります。
粗方レイアウトが決まったら、不安定な株は麻紐や天糸(テグス)で流木に固定してください。
▼固定用の麻紐/天糸はこちら
詰め込みすぎると、日当たりや風通しが悪くなり、見た目も窮屈になってしまいます。適度な余白をとりながら美しいバランスを保ちましょう。
★エアプランツ選びのポイント
・小型種を選ぶ
大型種ばかり選ぶと後々大変なことになってしまいます。小型種を選ぶか、成長した株を選びましょう。
※サイズが合わなくなったら途中で交換するのもあり
・近い色の株を選ぶ
肌色の近い銀葉種どうし、緑葉種どうしで仕立てると、統一感・一体感を演出できます。これに関しては好みですので、気にしすぎる必要はありません。
【3】余った紐をカットし完成
最後に紐やワイヤーの余った部分をカットして完成です。
お部屋にも飾りやすいコンパクトなサイズに仕上がりました。
今回使用した『ブランチウッド』は複雑に枝分かれした形状のものが多く、エアプラツリー作りにはもってこいです。
また、繰り返しにはなりますがチランジア選びのコツはラインナップを小型種で固めること。
こうすることで株が成長してもバランスが崩れず、長期間楽しめますよ。
※今回は主役のロゼオスカパのみ大型種でした
お部屋に飾ってみた
サイドテーブルに乗せて飾ってみました。インテリア性高めな仕上がりです。
<最後に>
普通の飾り方に飽きた方や、もっとおしゃれに飾ってみたいという方は、エアプランツツリーに挑戦してみてはいかがでしょうか。
今度はエアプランツの王様、キセログラフィカを主役に据えて作ってみようかな。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
他にも色々な飾り方をご紹介▼
<エアプランツの育成年間カレンダー作ってみました>
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ティランジアの専門用語、全部まとめました。
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