流線の美。祭司の名を冠す【ティランジア・ビショップジョンフィッシャー】Tillandsia ‘Bishop John Fisher’

↪︎ 最終更新 2025年 11月 12日

こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。

今回ご紹介するティランジア(チランジア)は、流れるようなフォルムが特徴のレア交配種『ティランジア・ビショップジョンフィッシャー』です。

名前:ティンジア・ビショップジョンフィッシャー
英名:Tillandsia ‘Bishop John Fisher’
科・属:ブロメリア科・ティランジア属
亜属:ティランジア亜属
交配:セレリアナ x カプトメドゥーサエ
BCR登録:あり(11074

【品種について】

ティランジア・ビショップジョンフィッシャーの作出者はPaul Isley(P. Isley)および Mike Dimmitt(M. Dimmitt)で、2012年にBCRに登録された品種です。

ティランジア・セレリアナとティランジア・カプトメドゥーサエ交配種になります。

ビショップジョンフィッシャーはセレリアナとカプトメドューサエ両方の特徴が出ている交配種で、細長く流線的な葉を持ちます。

個体によっては柔らかい雰囲気の葉色、トリコームが多くで銀白〜淡緑がかった葉を持つ場合もあります。

水好きで、比較的育てやすい品種だと思います。

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【名前の由来(推察)】

思わず呼びたくなる名前の由来は“Bishop John Fisher(ジョン・フィッシャー司教)” と思われます。彼は実在した16世紀イングランドのカトリック司教・聖人です。

  • John Fisher(ジョン・フィッシャー)1469–1535
    イングランド・ロチェスターの司教で、学識と信仰の深さで知られた人物。
    国王ヘンリー8世の離婚問題に反対し、教皇への忠誠を貫いた結果、処刑された殉教者です。
    後にカトリック教会から**聖人(Saint John Fisher)**として列聖されました。

このティランジアに「Bishop John Fisher」と名付けた理由は公式記録には明記されていませんが、
命名者の Paul Isley氏 はしばしば、チランジアの特徴や雰囲気にちなんで人名・宗教的モチーフを用いることで知られています。

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【青紫の筒状花】

開花期には赤く短い花序を出し、薄紫色の筒状花を咲かせます。

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【相場

価格は5,000円〜

※流通量や株の状態・サイズなどで価格は大きく変動します。

流通は少なく市場価格はやや高めです。登録品種かつ、親種が人気の壺型系統なので、コレクション性・鑑賞性ともに愛好家からの人気がある品種といえます。

壺好きの方にはおすすめの種なので、見かけた方は是非育ててみてくださいね。

それではこの辺で。

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