
↪︎ 最終更新 2025年 3月 26日
こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
この記事ではまるでドラゴンのような草姿が魅力のティランジア・ジグザグをご紹介します。
ティランジア・ジグザグとは?

種名:ティランジア・ジグザグ
英名:Tillandsia paleacea ‘Zik Zak’
科・属名:ブロメリア科・ティランジア属
亜属:フィタルリザ亜属
BCR記載:あり(13933)
パレアセアの珍しい栽培品種 ティランジア ‘ジグザグ’。
その名の通り「ジグザグ」に葉を展開するが特徴で、大きく育った生育株の草姿は非常に魅力的です。

正確な起源は不明ですが、ドイツの育種家Burkhard Holm氏が2009年頃に欧州に流通させた経緯があるとのこと。
以前は、ドイツ人のコレクターHelmut Sanger氏にちなんで「HeSa」という愛称で呼ばれていましたが、2017年にBCRにZik Zakの名で国際品種登録されています。
日本ではまだまだ流通の少ない希少品種です。
▼通常のパレアセアとの比較


草姿からかなり違いますね。
トリコームはジグザグの方は薄めで光沢感があります。
ちなみに花は通常のパレアセア同様、紫の三弁花で芳香があります。
ジグザグ育て方のポイント

パレアセア同様栽培は難しくありません。乾燥すると葉先が枯れやすいので注意です。

こちらは入手時です。幼苗なのでまだまだ特徴が出ていません。

そしてこちらが約1年後。
特有のうねりが出てきました。大きくなるほどどんどん迫力が増してくるので、とても作り込み甲斐のある品種です。
ジグザグの相場

価格は10,000円〜
流通が少ないため価格は少し高いですが、その価値を十分に感じれられる魅力的な草姿だと思います。
※流通量や株の状態・サイズなどで価格は大きく変動します。
最後に
ジグザグはあまり出回らない珍しいティランジアですが、成長したらとても見応えがあるので気になる方はぜひ探してみてくださいね。
それではこの辺で。
▼通常のパレアセアについてはこちら
▼エアプランツの基本的な育て方はこちら
▼分からない言葉はありませんでしたか?
ティランジアの専門用語、全部まとめました。