↪︎ 最終更新 2026年 1月 4日
こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
今回は一株から複数の花序を立ち上げて開花するという、ティランジア属の中でも珍しい特徴を持つ品種を紹介します。
名前:ティンジア・ムルチカウリス
英名:Tillandsia multicaulis
科・属:ブロメリア科・ティランジア属
亜属:ティランジア亜属

【品種について】
ティランジア・ムルチカウリス(Tillandsia multicaulis)は、中南米(メキシコ南部、グアテマラ、ホンジュラス、コスタリカ、パナマなど)を原産とするタンクブロメリアの一種です。
水を溜めるタンクタイプ

水が大好きな品種で、筒には常に水を溜めておいて問題ありません。湿度を好むので水苔などで株元を包むか鉢植えにしてやると調子がいいです。
こちらが9ヶ月の成長記録です。
短期間でここまで大きな変化が見られました。
重なる濃緑のロゼットが非常に美しいですね。
トリコームはほとんど見られない緑葉種のティンランジアで、強い日差しには弱いので夏場は注意が必要です。
自生環境
- 低地〜中標高の熱帯〜亜熱帯林
- 樹木の枝や幹に着生するエアプランツ(着生植物)
- 比較的湿度が高く、風通しの良い環境を好む
斑入りも
稀に斑入りの個体が出回る事があります。この株は下葉にし斑が入らなかったので、徐々に通常の株に戻ってしまいました。
複数の花序が上がる珍しい品種

ティランジアの多くは、一株につき一つの花序を咲かせます。しかし、ティランジア・ムルチカウリスは、一つの株から複数の花序を出して花を咲かせるという、珍しい性質を備えていいます。

花序は成長点からではなく、株の脇から上がります。 ふっくらとした扁平状の花序は開花時には赤く色付きます。
※開花次第写真を追加します。

花序と同時に子株が株元から出てくる事が多いです。
子株には僅かに斑が受け継がれていますね。
【名前の由来】
種小名のmulticaulis(ムルチカウリス)はラテン語で、
multi = 多い
caulis = 茎、幹
というい意味で「多くの茎(花序)を持つ」という本種の特徴をそのまま言い表した命名になります。
【相場】
価格7,000円〜
※流通量や株の状態・サイズなどで価格は大きく変動します。
あまり流通しないティランジアなので価格はややお高めです。
ド派手に開花するティランジアが見たい方は是非育ててみてくださいね。
それではこの辺で。

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