
↪︎ 最終更新 2025年 4月 12日
こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
この記事では癖毛のような葉が特徴的なベルゲリの栽培品種ティランジア・ベルゲリ・マヨール・クセゲオイデスをご紹介します。
クセゲオイデスとは?

種名:ティランジア・ベルゲリ・マヨール・クセゲオイデス
英名:Tillandsia bergeri ‘major’ “kusegeoides”
科・属名:ブロメリア科・ティランジア属
亜属:アノプロフィツム亜属
BCR記載:なし
クセゲオイデスはその名の通り縮れた葉を展開するが特徴のベルゲリの栽培品種です。
この株は2025年3月の福岡蘭展にてスピーシーズナーサリーの藤川さんよりリリースされた新品種になります。

インパクトのある癖の強い名前ですね。
名付け親は平田ナーセリー本城店の店長 住田さんです。住田さんのマイコレのスピーシーズナーサリー産ベルゲリからこの性質を持った株が見つかったんだとか。
最初にこの品種の写真がSNSにアップされたのは2022年頃。それから3年経ち遂にリリースとなりましたね。
異質ながらも、同時に美しさを感じられます。
性質は遺伝的なもので、クローンで増殖されているそう。ちなみにこの変異は他のティランジアでも稀に見られ、以前同様の変異が出ているノバキーを見たことがあります。
ある程度のサイズにならないと癖は出ないようで、小さい株は普通のベルゲリと変わりません。
通常のベルゲリ同様、非常に健強で子株もよく出すとのことなので今後に期待です。
▼通常のベルゲリとの比較


クセゲオイデスの相場

価格は???
流通が非常に少ないため相場は不明です。
藤川さんのところでは、癖が出る前の小さな株は多少リーズナブルでした。
※流通量や株の状態・サイズなどで価格は大きく変動します。
最後に
クセゲオイデスはリリースされたばかりの珍しいティランジアなので、入手は難しいかもしれませんが、見つけられた方はぜひ育ててみてくださいね。
それではこの辺で。
▼通常のベルゲリについてはこちら
▼エアプランツの基本的な育て方はこちら
▼分からない言葉はありませんでしたか?
ティランジアの専門用語、全部まとめました。