標高地が生んだシャープなロゼット ティランジア・エスピノーサエ【Tillandsia espinosae】

↪︎ 最終更新 2026年 2月 15日

こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。

強い日差しと乾いた風。
そんな南米の標高地で生きるのが ティランジア・エスピノーサエ です。
整ったロゼットシャープで凛とした佇まい、ストロンで増えるという奇抜さは通好み。
その魅力と背景をひも解いていきます。

名前:ティンジア・エスピノーサエ
英名:Tillandsia espinosae
科・属:ブロメリア科・ティランジア属
亜属:プセウドフリーセア亜属

ティランジア・エスピノーサエとは

以前はフリーセア属に分類されていたブロメリアですが、現在はティランジア属にプセウドフリーセア亜属が新設されそちらに移動しています。

■ 原産地

Tillandsia espinosae は 南米エクアドルおよびペルー周辺が原産のティランジアです。

  • 標高のある乾燥気味の森林地帯
  • 岩場や樹木に着生
  • 風通しがよく、日差しの強い環境

比較的乾燥に強く、昼夜の寒暖差がある環境に適応しています。

■ 特徴

① 草姿(フォルム)

  • 小型〜中型サイズ
  • 細くやや硬めの葉
  • 葉はややカール〜ねじれる傾向あり
  • ロゼットは開き気味

非常に整ったロゼットで、繊細な印象を与えます。葉は非常に硬質で指に刺さるレベルです。

最も特徴的なのが、ランナー/ストロンと呼ばれる器官子株を出す増殖スタイル。

ティランジアとしては珍しい増え方なので是非そこまで育て上げたいところ。

② トリコーム

  • 銀葉タイプ寄り
  • 表面にうっすらとトリコームがあり白みがかる
  • 乾燥環境に適応した質感

強光下ではよりシルバー感が増します。

③ 花・花序

  • 細長い花序
  • 赤〜ピンク系の苞
  • 紫系の花を咲かせることが多い

派手すぎず、繊細な美しさが特徴です。

■ 名前の由来

espinosae(エスピノーサエ)は“Espinosa” という人物名に献名されたものです。

多くの植物学名では、「-ae」で終わる場合は人名への献名(女性形)を示すことが多いです。

■ 栽培のポイント

  • 強めの光を好む
  • 風通し重視
  • 乾燥には比較的強い
  • 過湿は苦手

「乾燥気味管理」が合いやすい種で、栽培は比較的容易です。

ただし、成長は非常に遅いので気長に育てましょう。

▲2023年3月の様子

▲2026年2月の様子

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流通は少なめですが、非常に美しいロゼッタが楽しめる品種です。ストロンで増える姿を見たい方はぜひ探してみてくださいね。

それではこの辺で。

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