↪︎ 最終更新 2025年 11月 24日
こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
銀白の細葉が美しい Tillandsia tortilis(トルティリス)。メキシコ高地に自生する小型原種で、ふわりとした銀色のトリコームと 珍しい緑花 が魅力です。本記事では、その特徴を写真付きで詳しく紹介します。
名前:ティンジア・トルティリス
英名:Tillandsia tortilis
科・属:ブロメリア科・ティランジア属
亜属:ヴィリダンサ亜属

【品種について】
トルティリスはメキシコ原産。高地(標高約1,850~2,250 m)の石灰岩質の岩場や樹木に着生する小型のティランジアです。
濃いトリコームを纏う細長い葉が特徴の銀葉種です。

私はバイオマスプレートに着生させ、週3回程度の水やり、明るい環境で栽培中。成長はそこまで早くありませんが、栽培難種ではありません。
【名前の由来】
種小名 tortilis はラテン語由来で、「ねじれた」「らせん状の」という意味があり、緩くカールする葉の形状に由来するものと思われます。
【珍しいグリーンの三弁花】

開花期にはトリコームを纏ったペールピンクの花序から、黄緑色の三弁花を咲かせます。とても可愛らしいですよね。
トルティリスは「メキシコ緑花」と呼ばれるグループを主とするヴィリダンサ亜属のティランジアです。ティランジアの中では緑色の花を見られる品種は実はとても少なく、そういった意味では希少な品種と言えるでしょう。
開花サイズは10cm程度で、開花後は子株を出してクランプになります。

親株に付いた状態の子株は早期に開花し矮小化しやすい印象です。
【相場】
価格は4,000円〜
※流通量や株の状態・サイズなどで価格は大きく変動します。
流通は少めで価格は4000円程度します。
緑花のティランジアをお探しの方は、是非育てて欲しい品種です。見かけた方はチャレンジしてみてくださいね。
それではこの辺で。

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