ペルーの岸壁に住む原種!ティランジア・エクステンサ【Tillandsia extensa】

↪︎ 最終更新 2025年 6月 8日

こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。

この記事ではワイルドな草姿が魅力の大型ティランジア・エクステンサをご紹介します。

ティランジア・エクステンサとは?

種名:ティランジア・エクステンサ
英名:Tillandsia extensa
科・属名:ブロメリア科・ティランジア属
亜属:ティランジア亜属

エクステンサはペルーのアンカシュ原産のティランジアです。500〜2500mの険しい岩壁地帯に自生しています。

名前の由来はラテン語のextensus で「広がった」という意味。

開花期には広く分岐する緑の花序から、紫の筒状の花を咲かせます。

葉は肉厚で硬質でシルバーの色味が強く出ます。過酷な自生環境を物語るワイルドな草姿がかっこいいですね。葉にはバンド(縞模様)が見られる場合があります。

エクステンサは強光で赤みが出ます。

この記事の写真は全てティランジア・エクステンサ・レッドフォーム(Tillandsia extensa ‘Red Form’)です。通常のエクステンサよりもさらに赤みの出やすい品種になります。

こちらはLEDで強光管理した株です。濡らすと色の変化がより分かります。

ただ暗い環境だとレッドフォームでも通常の緑色に戻ります。

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エクステンサは実は大型種

こちらは50cm以上に成長したエクステンサの親株。成長速度はゆっくりですが、上手に育てればとても大きくなります。

開花前から子株をよく吹くので増やす楽しさもあります。

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エクステンサ育て方のポイント

栽培は難しくなく丈夫で育てやすい品種です。乾燥には強いですが、夏の直射と高湿度は苦手なので気をつけましょう。

最後に

エクステンサは小さくてもかっこいいティランジアなので、気になる方はぜひ探してみてくださいね。

それではこの辺で。

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