こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
ブルボーサの小型栽培品種「ティランジア・タイニーバッファロー」について解説します。
種:ティランジア・タイニーバッファロー
英名:Tillandsia Tiny Buffalo
科・属名:ブロメリア科・ティランジア属
亜属名:ティランジア亜属
BCR登録:あり(14817)
写真の株は、Tillandsia Tiny Buffalo のClone(クローン:品種登録時の標本個体の遺伝子を持つ株)になります。
【出所】
タイニーバッファローはVanilla Hybrid nurseries “Woody Kaotun” が2018年にBCRに登録したばかりの比較的新しい品種です。
※ BCR(Bromeliad Cultivar Register):国際ブロメリア協会による品種リスト
Woody Kaotunは、オリジナルのハイブリット作出に力を入れているタイのナーセリーです。
BCRの記載によると、この品種は2001 年頃にコスタリカで野生採取され、「ティランジア・ブルボーサ」としてタイに輸入。2007 年からタイのルーイにある『VC ガーデン』で生育・選抜が重ねられたそうです。
(ビクトリア州メルボルンの『パラダイス ナーサリー』も、“1980 年代以降同じクローンがグアテマラのナーサリーから定期的に出荷されている”との事。)
【特徴】
成熟しても10cmほどにしかならない可愛らしい小さな球根型で、波打つライムグリーンの葉が特徴的です。
ブルボーサの小型の栽培品種には「タイニーダンサー」という超高級品種もありますが、「タイニーバッファロー」の方が基本種に近く、葉が細いです。
花が咲くと内側の葉は褐色になります。花序は直立し10cmほどに伸び、枝分かれし銀色~オレンジの苞葉に紫の筒状花が見られます。
ブルボーサ同様『緑葉種』なので水を好みます。強すぎる光には弱いので適度な遮光が必要です。
【相場】
価格は35,000→15,000円と下降傾向
出始めはかなり高額でしたが,ようやく価格が落ち着いてきました。
それでもまだ出回る量はかなり少なく手に入れづらい品種であることには違いありません。
マニアックな小型品種がお好きな方はコレクションに入れてみては?
それではこの辺で。
▼ブルボーサの育て方についてはこちら
▼エアプランツの基本的な育て方はこちら
▼いろんな飾り方まとめました
▼分からない言葉はありませんでしたか?
ティランジアの専門用語、全部まとめました。
パチンコ玉くらいの名もなきエアプランツ(詳しい記名が無いw)がブルボーサそっくりだったので2つ購入したけど、同時期に枯死(泣)
蒸し暑さと遮光不足が原因だと思われ反省中。
コメントありがとうございます!
やはり、夏は冬以上に危険ですよね。。