
こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
エアプランツの水やり、最初に買った小さな霧吹きだとそろそろ限界かも…とい方、多いのではないでしょうか?
- エアープランツの数が増えて水やりが大変
- 霧吹きへの水の補給が手間
- どの霧吹きを選んだらいいの?
この記事ではこんな方のために、様々なツールを使ってきた私のおすすめの霧吹き・水やり方法を紹介をしたいと思います。
【主な水やり方法一覧】

主な水やり方法の特徴をまとめました。
室内 | 屋外 | 株数 | 撒水力 | 手間 | 予算 | |
手動霧吹き | ○ | ○ | 〜10 | △〜○ | △ | 100円〜 |
電動霧吹き | ○ | ○ | 〜20 | ○ | ◎ | 2000円〜 |
蓄圧式スプレー | × | ◎ | 〜30 | ◎ | ○ | 700円〜 |
ジョウロ | × | ◎ | 〜10 | ◎◎ | ○ | 1000円〜 |
ホース | × | ◎ | ∞ | ◎◎◎ | ◎◎ | 2000円〜 |
左から、室内・屋外の相性。
目安の育成株数。
撒水力。これは「水やりにかかる時間」と思っていただいて構いません。
手間は水やりにかかる準備や労力となります。
それではシーン別におすすめの水やり方法を見てみましょう。
【室内でおすすめの水やり方法】

室内では撒水力が高すぎると床が水浸しになってしまうので、ミストの細かい霧吹きがオススメです。
給水回数を減らせるよう、容量は最低でも500ml以上のものを選びましょう。
◇ 手動霧吹き
・格安タイプ
育成株が少ない方向けなのがこちら。
ほとんどの人が最初に使うのがこのタイプだと思います。
お手軽で種類も豊富。ただし安価なのもは噴射力が低く壊れやすいのが欠点。
▼オススメはこちら
クリアタイプで残水量が見え、おしゃれに飾れるデザイン霧吹きです。容量はしっかり500mlあります。
※雑貨屋さんなどで見かける500円くらいのグラススプレーは見た目こそいいのですが、水垂れする上容量が少ないので私はお勧めしていません。
・ダブルアクションタイプ
育成株が増えてきた方にはこちら。
握る時と離すときの2回噴射するダブルアクション式。
▼オススメはこちら
噴射量もあり、普通の霧吹きよりかなり楽に水やりが行えます。
500mlタイプもありますが先々株が増える予感がするなら1Lタイプがオススメ。園芸店などでも使用されているプロ仕様の霧吹きです。
私も数年間こちらにお世話になっていました。
◇ 電動霧吹き

株数が増え、握力の限界を迎えた方にはこちら。
もうトリガーを何度も握る必要はありません。さらに毎日使っても、1度の充電で2ヶ月以上使えます。
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現在私も室内での水やりにはこちらを愛用しています。本当に買って良かったと思っています。
ただし、グロリアよりミストが細かくないのと、ボタンに手が触れ誤射する事がたまにあるのでそこはご注意を。
▼さらに詳しい使用感などはこちらの記事にまとめました
室内管理株の水やりで床が濡れるのが嫌なので、私は給水用のラグを敷いています。

↑数十種類のサイズからぴったりのものを選べるのでオススメです。
【屋外でおすすめの水やり方法】

ベランダやバルコニーなら床がいくら濡れてしまっても問題ないので、手動の霧吹きよりも一気に水やりできる撒水力の高いツールがおすすめです。
◇ ホース

外での水やりは、水道から直接ホースで行うのが最強です。
ベランダやお庭に蛇口がある方はこれ一択と言ってもいいでしょう。短時間でしっかりと株を濡らすことが出来ます。
私も前に住んでいたマンションではベランダに蛇口があり、かなり楽ができました。
外に蛇口がない場合は、屋内から引いてくる方法もありますので、可能なら導入するのはありですね。
◇ 蓄圧式スプレー
ベランダに蛇口がなくて、株数もそこそこ多い方にオススメなのがこちら。
株数が20、30と増えてきたら普通の霧吹きでは、握力が持ちませんよね。(笑)
そんな時におすすめなのがコレ。難しい操作はなく、水を入れて上部のポンプを数回シュポシュポすれば、数十秒水が出続けてくれます。
価格が安いのも嬉しいポイントですね。
水勢も手動タイプよりも断然良いので株全体をしっかり濡らせます。(室内だと床がびしゃびしゃになるので不向きです。)
▼オススメはこちら
手持ちサイズなら、2リットルが限度です。
私も屋外ではこちらを使って30株ほどのチランジアに毎日水やりを行っています。1回の水やりで半分(1L)ほどなくなります。

1度に50株以上水やりをする場合は1度の給水では足りない可能性があるので、さらに大容量の肩掛けタイプがオススメです。
◇ ジョウロ

ベランダに蛇口がなくて、株数が少ない方にオススメなのがこちら。
ジョウロでの水やり、舐めてはいけません。少し重たいですが、霧吹きよりエアープランツ全体をしっかり濡らせる上、何より水やりが一瞬で終わります。
ただし、ティランジアを高い位置に吊るしている場合、腕を高く上げる必要があるので非常にしんどいです。腰より低い高さに株がまとまっている方のみ導入を検討してみてくださいね。
私も水やりする株が少ない時は使っています。
▼使用しているジョウロはこちら
容量は大きめの10L、部屋から見えてもおしゃれなグレーが個人的にはおすすめです。
霧吹きだと時間がかかって大変なウスネオイデスの水やりも、ジョウロなら一瞬で終わります。

最後に
エアプランツを冬場だけ室内管理にしている方も多いかと思います。
室内・屋外それぞれに合ったツールを持っていると、普段の水やりがすごく楽になりますよ。
最後にもう一度一覧表を。
室内 | 屋外 | 株数 | 撒水力 | 手間 | 予算 | |
手動霧吹き | ○ | ○ | 〜10 | △〜○ | △ | 100円〜 |
電動霧吹き | ○ | ○ | 〜20 | ○ | ◎ | 2000円〜 |
蓄圧式スプレー | × | ◎ | 〜30 | ◎ | ○ | 700円〜 |
ジョウロ | × | ◎ | 〜10 | ◎◎ | ○ | 500円〜 |
ホース | × | ◎ | ∞ | ◎◎◎ | ◎◎ | 2000円〜 |
それぞれのツールには一長一短がありますので、あなたに合った水やり方法を探してみてくださいね。
それでは今回はこの辺で。
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ティランジアの専門用語、全部まとめました。
30株ぐらいになると普通の霧吹きじゃ…握力が……死ぬ…
ほんとにそうですよね…!
室内ではやっぱり電動が正義です!