【エアプランツ】冬の帰省・旅行前にやるべき事・やってはいけない事【留守番チランジア】

こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。

お正月の帰省や旅行などでエアプランツ/エアープランツ(チランジア/ティランジア)がしばらくお家でお留守番になる季節が来ました。

家に残してきたエアプランツ、しばらく水やり出来ないけど大丈夫かな?寒さは大丈夫かな?…なんて心配ありませんか?

と言うことで、この記事では冬場の長期不在時の管理方法・注意点をまとめてみました。

水やりの心配はなし

チランジア・カクティコラの水やり頻度

一番気になる水やりについては安心してください。エアプランツは乾燥にはとても強い植物なのでほとんどの品種は1週間〜10日程度水やりを止めても枯れずに耐えてくれます。

品種によっては葉が巻いたり葉先が少し茶色くなることはあるかもしれませんが、帰ってからたっぷり与えてあげればOKです。30分程度の短時間のソーキングをするのもいいでしょう。(極度の乾燥状態での長時間ソーキングはNG)

ただし水やりについては注意点があります。

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帰省直前は水やりしない

暖房が切れた10°以下の環境で株が長時間濡れていると、寒さによるダメージを受けてしまいます。

水やりは出かける直前は避け、空調が効いている「前日」のうちにしっかり与えて、乾かしておきましょう。

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出来れば育成ライトで補光する

ヘリオスグリーンLED

補光なしでももちろん問題ありませんが、あるに越したことはありません。

電気代が気にならないという方は、植物がある部屋の電気を付けておいてあげるだけでも違いますよ。

ティランジアの室内管理は光量がネックです。ライトがあるだけで驚くほど成長しますし、蒸れのリスクもぐっと下げられるので、これを機に育成ライトを導入してみるのもありかと思います。

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余談ですが、枯葉は水分を保持し過ぎてしまうので、年末の大掃除がてらお手入れしてあげてくださいね。

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サーキュレーターは止まっても大丈夫

エアプランツに風を当てる

DCモーター式のサーキュレーターは一定時間経つと自動でオフになってしまうものが多いですよね。エアプランツは、ある程度明るい環境なら簡単には蒸れないので実はサーキュレーターは止まってしまってもOKなんです。

逆にサーキュレーターをずっと回しておく場合は水やり出来ない分より乾燥し過ぎてしまうので、風が直接当たらないよう壁に向けて空気を循環させるか、弱めの設定にしてあげましょう。

(夏場の帰省時、サーキュレーターが切れてしまうという人は、掃き出し窓上の小さい換気口を開け、リビングの換気扇を付けたままにして出かけると空気の流れを作る事ができます。冬は室温が下がってしまうのでNGですが…)

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乾燥に弱い品種はポリ袋に入れる

ストリクタなど葉が細く柔らかい品種や、ブルボーサ・ブッツィーなどの緑葉種は乾燥に弱く痛みが出る場合があります。

1週間以上家を空ける場合は、ポリ袋やジップロックにカップを入れて湿度を保ってあげましょう。
ただし、水やり直後に袋に入れると蒸れの危険があるので前日には水やりを済ませ、しっかり乾かしておきましょう。

ただ、家を空ける期間が3~4日程度ならここまでする必要はないかなと思います。

寒さには少し気をつける

ティランジア・ブルボーサ

室温が7度程度を保てるなら寒さには耐えてくれますが、それ以下になる場合痛みが出る可能性があります。

ティランジア ブラキカウロス ‘タイフーン’

可能なら温度が下がりやすかい窓辺からは少し離して、部屋の中央に置いて出かけましょう。

最終手段は発泡スチロール

夜間室内が0度以下になるような厳しい環境で1週間以上放置になる場合は注意です。

エアプランツを紙で巻いて発泡スチロールのケースなどに入れてあげると冷害は抑えられます。もちろん直前の水やりは蒸れの原因になるのでNGです。

※真っ暗になってはしまいますが、輸入時もこのような環境で耐えて来ています。短期間であればダメージは出ても枯れることはほとんどありません。

最近のマンションやアパートは気密性が高く、空調なしでもそこまで冷え込まない事が多いので、あまり気にする必要はないかもしれません。

まとめ

エアプランツは多少放置になってしまっても簡単には枯れないタフな植物です。

2週間以上不在にする場合は、信頼できる人に管理を頼むしかありませんが、短期ならあまり気を遣う事なくお留守番さてあげる事ができますよ。

それでは楽しい休暇をお過ごしください。

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