
↪︎ 最終更新 2024年 9月 8日
こんにちは、チラグラファー・愛好家の【wanchan(わんちゃん)】です。
今回ご紹介するティランジア(チランジア)は、人気のキセログラフィカ交配種『フォーグレーターグローリー』です。
名前:ティンジア・フォーグレーターグローリー
英名:Tillandsia For Greater Glory
科・属名:ブロメリア科・ティランジア属
亜属名:ティランジア亜属
BCR登録:あり(11097)

【キセログラフィカ】と【バルビシアナ】の交配種で、とても珍しく滅多に流通しません。
写真の株は横から見るとハート型に見える、特にお気に入りの一株です。
【フォーグレーターグローリーの特徴】
魅力はなんと言ってもその美しいフォルム。
交配親の【バルビシアーナ】のライムグリーンとスマートな草姿に、【キセログラフィカ】の動きのある美しい曲線。カールしながら長く垂れ下がる葉には、上品さすら感じます。
両者の良いところがうまくハイブリッドした、正に珠玉の交配種と言えるでしょう。
こちらが交配親です。
納得の仕上がりですね。
また、上手に育てれば40cm以上に成長する大型種でもあります。
縦長ですがキセログラフィカ同様壺型のティランジアで、開花期には長く伸び分岐する花序を出し紫色の筒状花を咲かせます。
品種名ついて
フォーグレーターグローリーなんてなんだかすごく仰々しい名前ですよね。伸ばし棒が5回も来る子はなかなかいないです。
‘For Greater Glory’ 直訳すると「更なる栄光へ」。めちゃくちゃかっこいいじゃないですか!
ド派手な名前好きなんですよね。
ティランジアに限らず、ネーミングって凄く大事だと思います。名前の響き込みで好きだという方も多いようですし。(私の周りの友達だけかもですが)
私自身も愛着の湧きやすい名前だとつい口にしたくなるし、すぐに覚えられます。テディベアなんかは見た目と相まって名前で得してる代表でしょう。笑
もし自分が命名出来るならどんな名前をつけようか…と妄想しちゃいますよね。
【育て方】

育て方自体は難しくなく、キセログラフィカより成長の早さを実感できます。
見た目はエアータイプっぽく、葉だけ見るとはエクセルタのようで風が好きそうですが、よく見るとキセロ同様タンクタイプです。なので風さえ当てれば株元に水を溜めて生育しても良いくらい水好きです。

夏の直射はNGなので、外管理の場合は遮光ネットを使用しましょう。

▼使用している遮光ネットはこちら
▼基本の管理方法まとめました

▼より詳しい育て方はこちら
【相場】

価格は10,000〜30,000円とかなりお高め
※流通量や株の状態・サイズなどで価格は大きく変動します。
先述した通り流通が少なく、手に入れにくい希少種です。
そのため市場価格はかなり高めで、専門店だと3万円前後、オークションでも1万円以上にはなりはます。
お値段は張りますが、とにかく美しい品種なので皆様も是非育ててみてくださいね。
それではこの辺で。
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ティランジアの専門用語、全部まとめました。
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